腰壁構造について

基本的な腰壁構造の断面図

 左写真は、下から見上げた屋上スペースの腰壁です。壁部分を化粧サシィデイグと言います、写真ではグレー色ですが、色や材質は数多くあり、サンプルから選ぶことが出来ます。

 手すり部分の笠木も色を選ぶことが出来ます。屋上の印象を左右する大事な要素です。既存の壁色からマッチするものを選んで下さい。 腰壁の高さは、1メートルから1.2メートルほどが基本です、高さを変えることが出来ます。

 木造ルーフバルコニー全体の軽量化のためアルミ手摺りをお勧めしています。
↓ アルミ手摺り使用例 (法令により手摺高さは110センチ以上と定められています)

※上の写真はM氏邸のルーフバルコニーである、図面の使用に近い。

腰壁構造の説明

根太とは屋上を構成する部材

 天井と木造ルーフバルコニー(屋上スペース・ルーフバルコニー)の基幹となる床構造木材です。水平方向への補強ともなる大事な部分です。図面右下が内部空間となります。
 施工期間は、外部階段で一週間程度、内部階段で2週間程度です、天候によって多少延びることがありますが、生活への影響はありません。基本的に外部階段仕様の場合、屋内での工事はありません。

化粧サイディング

 腰壁の外壁表面を化粧サイディングで仕上げています。 色サンプルから好きな色を選べます。周囲住宅から見られる色なので念を入れて選びましょう。

笠木

 腰壁上部分のことをいいます。材質は鉄や アルミサッシなどがあり、好きなものを選べます。床材は年々進歩しており、防水性、耐久性に優れた商品が出てきていますので、最新の良いものをお薦めいたします。
 また木造ルーフバルコニー全体の重量を軽量化するため、腰壁でなくアルミ製手摺りに出来ます、お奨め致します。

室内への断熱・防音について

 天井の騒音については、マンションのルーフバルコニーではないため、自宅階下の騒音レベルを確認してから施工方法(オプション)を提示いたします。室内天井空間に断熱材や防音シートを張ることも出来ます。特に近頃マスコミを賑わしているエコハウスとして、断熱材などを使用すると室内温度は確実に安定します。

その他、「 木造ルーフバルコニー」の設備について

 木造ルーフバルコニーには床の劣化を防ぐため、足つき人工芝をお薦めします。電気のコンセント、水道栓については別途承りいたします。その他の既存完成物置等もお問い合わせください。