通柱・間柱の診断

耐震補強、地震の横揺れに抜けない柱を作り、倒壊を防ぐ

アンカーボルトとホールダウン金具

 基礎と土台をしっかりと固定するのがアンカーボルトである。写真は新築時であるが、経年で緩む場合がある、耐震診断で確認したい。
 左下写真、長い金具はホールダウン金具を付けるボルトである。

 通しボルト。建築基準法の改正等で耐震性に関する基準も厳しくなっています。ボルトを有効活用することで耐震性の強化を図っています。

羽子板金具

 柱が抜けないように、穴を開けてボルトで留める。これらの金具は1981年以降の建築基準法で義務化されている。それ以前の建物にはないことが多い、耐震補強工事で「ほぞ抜け」がないように補強したい。

羽子板金具、柱抜けを防ぐ

柱の耐震補強工事

 1981年以前の建物や手抜き住宅には、これらの金具や「くさび」が不十分で地震による柱と土台が外れ倒壊する。いわゆる「ほぞ抜け」になる、耐震補強工事で補修する。